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プログラミングと読書、勉強に関するメモ

OSX で Litecoin をソースからビルド

litecoin は bitcoin に似た仮想通貨で、本家に比べブロック生成の間隔が短くなり、ハッシュ化のアルゴリズムが変更されているなど改良型 bitcoin と言えるもので、広く使われつつあるようである。参考 : Litecoin - Wikipedia, the free encyclopedia

公式サイトにある mac 用のパッケージから直接インストールしても良いのだけれど、bitcoin との比較をしてみたいのでソースからビルドする。
まずはソースの入手。

git clone https://github.com/litecoin-project/litecoin

インストールガイドは

doc/build-osx.md

にある(英語)。
使っている外部ライブラリは殆ど bitcoin と共通なのですでに bitcoin が入っていれば改めてインストールする必要はない。
litecoin の情報は bitcoin に比べて少ないので bitcoin を入れていない場合はまずそちらからインストールした方が良いだろう。
bitcoinmac へのインストールは Mac OS X で bitcoind をコンパイル、インストールする方法 - Qiita に詳しい。

cd litecoin
git tag
git checkout v0.10.4.0

で最新の安定版を選択(.rc は試用版)

./autogen.sh
./configure
make
make check
make install

でインストール完了。
設定ファイルやブロックチェーンは以下にある。

/Users/<username>/Library/Application Support/Litecoin/

最初に

litecoind

で起動すると、エラーが発生する。

It is recommended you use the following random password:
rpcuser=litecoinrpc
rpcpassword=tekitounamojiretsu

rpc でアクセスするにはユーザ名とパスワードが必要。
litecoin が作った上の値を使う。変えたければ任意で。
これらを記述した conf ファイルを作成する。参考 : litecoin.conf - Litecoin Wiki

# /Users/<username>/Library/Application Support/Litecoin/litecoin.conf

rpcuser=litecoinrpc
rpcpassword=tekitounamojiretsu
# テストネットを使用する場合
testnet=1
# qt で起動したときに rpc アクセスを許可する
server=1
litecoind -daemon

で起動。停止は

litecoin-cli stop
litecoin-qt

でおなじみの gui が立ち上がる。
rpc コマンドや設定ファイルの書き方は殆ど bitcoin と共通のようだ。

ブロックチェーンの同期が終わるまで数時間ほどかかる。

テストネットは一般的なメインネットに対して、コインの価値が 0 というテスト用のネットワークで、とりあえずいじって遊んでみたい、と言うだけならばテストネットを使用した方が良いだろう。
Litecoin Testnet Faucet からテストネット用の litecoin を入手できる。もちろん価値は 0 だが、実際に送金や受け取りができるのは楽しい。